大島写真事務所のブログ

早朝のミナミへ、そして初めて見る景色

建築竣工撮影の大半が「美容室」の新規オープンや改装リニューアルによって完成した内観の撮影をしております。
今日は3月に一度撮影したお店が壁の色を変更したという事で営業時間が始まるまでに撮影を完了させるというミッション。

撮影スタートが午前7:30ということから早めの電車に乗って難波へ。
日中や夜はネオンがギラギラ、人は沢山というのがミナミの印象だが、今日は通勤が始まろうとする時間帯に到着。
駅から地上へ出たら5分もかからずに現場に着くほどの距離だけど人の少なさに驚いた。

人のまばらな心斎橋筋商店街

普段なら人とぶつからない様に、人の間を縫う様に歩かなくてはならないのに、この空き具合は凄い。
路面の模様ってこうだったんや〜って思いながら歩いていると車が走ってる。

車がいる心斎橋筋商店街

多く立ち並ぶお店への納品の車、工事中の現場に資材を運びこむトラックと色んな車が商店街を走り抜けて行く。
決まった時間にしか車が入れないのだろうからなかなかお急ぎの様な運転で歩行者は端っこ歩いてました。
こんなの初めてや〜なんて思いながら現場へ到着。

普段は工事が終わってオーナーさんに引き渡す時にお邪魔しまして撮影をします。
シャンプー類やカラー剤、美容師さんが使われるツールワゴンがまだ出ていない状況であり、店内自体も美装が終わったばかりの状態で撮影しているのですが、今回は完全にそれとは違うものとなっております。
店内に入ってまずセッティング・・・が普段なのですが昨夜まで営業していて、今日も朝から営業があるので撮影に使える時間は1時間有るか無いかの状況。
大急ぎで店内の清掃と整理から始まりました。
ほうきをお借りして床を隅々まで掃き掃除してツールワゴンを隠し、セット面の鏡前を整理して椅子を整えてやっと撮影準備。
前もってどこをどう撮るかというイメージは聞いていたのでそれを擦り合わせる様にサクサクと撮影するも途中で試行錯誤もw

無事撮影を終わらせて現場復帰しているとスタッフの方が出勤。
ギリギリセーフってとこでした。

撮影が難波ってことで本町のNikonへカメラの清掃点検に向かい難波から本町まで機材と三脚担いで商店街を徒歩移動。
かなり暖かくなっているせいでそこそこ重量のあるカメラバッグと三脚を持っての徒歩は汗をかく・・・

サービスセンターの受付は11:30、撮影終わったのは8:30ということで近くのカフェで時間を潰してニコンサービスセンターへ。

カメラとレンズを点検清掃に出して、気になっていたレンズが展示してあるとのことで説明聞きながら体験。

NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S 

ミラーレスのZマウント用の望遠単焦点、この手のレンズはレンズに一脚や三脚を付けて撮影しなきゃならないほどの重量があるのだけれど、こいつは約2385gという軽さ。
軽いと言っても2キロ以上のレンズ、とても手持ちは無理だろ・・・って思いながら持ち上げてビックリ。
1.4kgほどのZ9に装着した状態であったため総重量は3.8キロほどなのだが重量バランスが良いため手持ちでもいけそうな気がする。
ただし800mmという超望遠であるためしっかり構えないと、ほんの少しのブレでも酔うくらいファインダー内の画はグラグラする(笑)
予定販売価格が973,500円(税込)であるし、近日発売予定ではあるが購入予定も使う仕事も無い(それ以前に買えない)ので「すっげ」ということで体験終了。

点検清掃に出したカメラの仕上がりが14時ということで再び商店街へ。
定食屋で昼食を済ませてさて、どうやって時間を潰そうかと思案。
何度か店前は通っていたが怪しくて避けていたネットカフェ、コミック88へあえて入ってみた。
1年以上前のレビューでは「改装中だが営業してる」みたいな書き込みがあったけど、現在も絶賛改装中でしたw

4階と5階が店舗で4階が受付とコミックと段ボールと資材の山、5階はオープンスペースの席。
まばらにPCの置いてある席があり、あとはコミック読むためのリクライニングシート。
薄暗い店内の端っこにはフリードリンクのサーバーとコップ類があるだけ。

喫煙スペースはベランダへ出てくれとのことで早速出てみた。

非常避難梯子のあるスペースが喫煙所
眼下には心斎橋商店街のアーケード
ここからアーケードの上に梯子使って出られる

なかなか見ることができない風景に見惚れながらの一服は格別でしたw

カメラを受け取り再び汗かきながら帰路へつきました。

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